へんてこ論(「橋下徹の研究」2012年11月14日~)

ブログ『ART TOUCH』から独立 暫くの間、《橋下徹VS朝日の最終戦争》の記事を連載

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お笑い外交官天木直人

天木直人がブログで『平和国家日本のために社民党はなくなったほうがいい』という記事を書いている。

護憲政党であるはずの社民党は、集団自衛権や武器輸出三原則を見直して対米従属を進める民主党との連立に色気を見せて、擦り寄っている。

そんな社民党がなくなれば、本物の平和政党が必ずできるそうだ。そりゃあ、出来るだろう。出来なければ、天木直人が作ればいいだけの話だ。でも、平和党ができても、日本は平和にはならない。

 いままでのどの内閣でも出来なかった憲法9条否定の対米従属外交を、こともあろうに空き菅内閣がどんどんと進めている。耐えられない事だ。

 新しい防衛計画の大綱を見てみろ。公然と行なわれる北朝鮮・中国に敵対する米韓日の軍事演習を見てみろ。
 
 もはや集団的自衛権の行使は当然の如くだ。米国の手下になって戦争すると公言
しているようなものだ。


こんな奇妙なことをいう男が日本の外交官だったのだ。イラク戦争に反対し、対米従属外交を嘆くのは結構だ。しかし、アメリカの属国から抜けだしても、中国の冊封体制に組み込まれては、もともこもない。

いまのところアメリカの属国であるのは仕方ない。集団的自衛権を認めたって、アメリカは日本を守ってくれるとはかぎらない。しかし、中国に対する抑止力には少しだけれど効果はある。

今のうちに、九条を変えようが変えまいが、NPTから脱退し、核開発をすすめるべきた。いまや、核兵器は攻撃のための武器ではなく、防御のための兵器だ。九条には違反しない。

国際政治のリアリズムに無恥な外交官なんて冗談以外の何ものでもない。平和をもたらすのは、平和党ではなく、核兵器なのだ。
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2010.12.04[Sat] Post 18:24  CO:0  TB:0  北朝鮮  Top▲

韓国の核武装宣言

今日の産経新聞の【正論】に、「月刊朝鮮」前編集長・趙甲済が『北に最後通告を送り主導権とれ』を書いている。

趙甲済は、北砲撃の報せを受けた李明博大統領が「拡戦せず」といったことを批判している。

 共産主義者は戦い方が汚い。手練手管が巧妙な路地裏のゴロツキだ。絶対に、彼らが設けた戦場に出てはならない。ゲリラ戦、奇襲戦、航空テロ、暗殺など非正規戦で応じては勝算はない。規則に則(のっと)った上で戦わねばならない。



北朝鮮の今回の砲撃を正規戦と非正規戦の視点から論じたものはほとんどない。趙甲済は、たぶん、カール・シュミットの『パルチザンの理論』を踏まえているのだろう。

今回の北砲撃はテロではなく、明らかに北朝鮮の正規軍による戦闘開始である。韓国は国際法上も反撃する権利があった。それなのに、米韓同盟による正規戦に持ち込むチャンスをみすみす逃したというのだ。

しかし、北朝鮮の核と中国の存在はどうするのだ。そのことは、趙甲済もしっている。

 砲撃を機に、北東アジアで新冷戦の気流が形成された。中国が北の核開発を技術的、政治的、外交的に支援しているのは確実だ。中朝核武装下で韓国が生存するには韓米同盟だけでは弱い。韓国の保守派団体、国民行動本部は「国際詐欺場の6カ国協議を捨て、核武装を宣言するのが最高の対応だ」との意見広告を新聞に出した。
 韓国哨戒艦撃沈と延坪島砲撃は韓国人を崖っぷちに追いやった。韓国人が目覚め、「われわれもイスラエル式に生きねば」と決心すれば、結果は金正日政権に有利にはならないだろう。


イスラエル式とは核武装して、しっぺ返し戦略を取ることだ。

韓国でも、おそらく核武装論者は少数派だろう。それでも、保守的なリアリストがいるということは羨ましい限りだ。

2010.12.03[Fri] Post 18:59  CO:0  TB:0  北朝鮮  Top▲

北朝鮮はまだ核兵器を持っていないのか

重村智計が「日経ビジネス」に『米韓は北朝鮮軍の崩壊を狙う』の記事を書いている。

専門家やメディアは、「後継者の成果づくり」や「瀬戸際外交」を背景として説明している。そうした背景も、ないわけではない。だが、直近の主要な原因ではないのである。誤った判断や分析、観測は外交や国家の運命を誤らせる。根拠の無い推測や、小説まがいの無責任な判断を示してはいけない。
それなら北は何を考えているのか。


米韓がなぜこれほど執拗に米韓合同演習をするのか。それは、北朝鮮の乏しい石油を使わせて軍事力を無力化するためだと重村は言う。

朝鮮半島状況は、何事も不可解でよく分からない。

中国と北朝鮮は和解したという話もある。習近平が朝鮮戦争の「血の友誼」に触れた。また、朝鮮戦争で死んだ毛沢東の長男毛岸英の連続テレビドラマが平壌で上映され、金正日は中国の援助で作った工場を視察したとも言う。

他方で、ウィキリークスの公開した外交公電によると、中国高官が「韓国主導の朝鮮半島統一」を支持するような発言をしている。それにしても、中国は黄海での米韓合同演習を通りいっぺんの批判しかしていないし、むしろこの際、南シナ海のこともあるし、情報収集しようとしているのか。

ネットを検索して、一番の疑問は、北朝鮮はいったい核攻撃ができるのかどうかについてあまり触れられていないことだ。韓国が及び腰の反撃しかしないのは、平和主義者だからか、それとも北の核を恐れているのか。米韓合同演習は、北朝鮮のいうとおり、挑発にはちがいない。そうなれば、核をつかう可能性はないのだろうか。

それとも、米国は北朝鮮は核を持っていないと思っているのか、それとも、持っているけれど、使わないと思っているのか。いちばんありえるのは、もし持っていてもアメリカには届かない、韓国や日本が核攻撃されてもかまわないと思っていることだ。

まさか、米国が北朝鮮の核保有の有無を考慮に入れずに「挑発行為」をしているとは思えない。

ネットを見ていて、もう一つ気になったことは、「北朝鮮は戦前の日本と同じ軍部独裁国家だ」という意見を言う人が結構いることだ。これは、イラク戦争のときの「日本は俺達が民主化した、こんどはイラクだ」というブッシュ大統領の演説でも判るとおり、欧米中朝の一般的な考えだけれど、もちろん、戦前戦後をとおして日本が非民主的独裁国家になったことは、マッカーサーの支配のときだけだ。

議会開設120年式典における天皇陛下のお言葉にあるように、「わが国の議会は、明治23<1890>年、大日本帝国憲法の下で開会された第1回帝国議会に始まり、中断されることなく、戦後は、日本国憲法により設立された国会に引き継がれ、今日に至ってい」るわけだ。

gooニュースの加藤裕子の『北朝鮮の狙いは? アメリカの専門家の間でも見解分かれる』という記事は、特にヒドイ。

ほとんどが、ウィルソニアンの考え方のなかで、それでもイギリスの新聞は核の問題にも触れ、国際政治のリアリズムの発想が少しは見られうけれど、ガーディアンは「韓国政府や、あるいはアメリカ政府には、なにができるのか? 冷静さを保つこと。真の『人民の英雄』になる方法は北朝鮮経済の発展にあると金正恩が気づくよう期待すること。そう気づくよう、しかるべきインセンティブを与えること。中国政府もそうするよう期待すること」と典型的なマテリアリストの発想法だ。

加藤は、ニューヨーク・タイムズという怪しげな新聞の怪しげな寄稿者の「北朝鮮は軍国日本と同じだ」説を共感を持ってまとめている。そして、最後のところで言っている。

飴か鞭かで言うならば、飴です。核を持つ相手には結局は武力ではなく、経済を通じて、独裁体制の緩やかな変化を促していくしかないというのが、もしかすると対ソ関係や対中関係で西側が得て来た知見なのかもしれません。しかしこれも、相手の国が(マイヤーズ氏の言うような)軍国日本のように「経済を犠牲にしてでも軍事的勝利を」という軍国思想をもっていないことが条件なのですが。(強調:安積)


いったい、この人は何者なのだ。大東亜戦争って何だったのかしっているのか。ジャーナリストなら国際政治のリアリズムと大東亜戦争のことぐらい勉強したらどうだろう。

それに、「町内会の比喩」などと、自分の無恥をおちゃらけで誤魔化すのはやめてほしい。日本人なら、嘘で日本の名誉を傷つけるようなことはしてほしくない。





                                                            









2010.12.02[Thu] Post 19:00  CO:0  TB:0  北朝鮮  Top▲

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