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へんてこ論(「橋下徹の研究」2012年11月14日~)

ブログ『ART TOUCH』から独立 暫くの間、《橋下徹VS朝日の最終戦争》の記事を連載

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柴山昌彦と池田信夫は似たもの同士

いま、Twitterは郷原信郎と高橋洋一の二人だけをフォローしている。といっても、Twitterを始めたわけではなく、Google Readerに登録しているだけなのだが、いま、Twitterで役立つのはこのふたりだけだろう。

ニコ生放送で、郷原さんは検察審の強制議決の問題で自民党の柴山昌彦と、高橋さんはリフレ問題でアゴラ主宰者の池田信夫と論争して、柴山氏も池田氏も二人に論破されされていた。

池田氏は相対論に逃げこもうとしていたし、柴山氏は検察ファシズムの小沢性悪論の呪文を唱えて窮地を逃れようとしていた。そこまでは、テレビカメラの前で、喋ったのだから、それはそれでいいのだが、池田と郷原がそっくりなのは、その後、論争相手がいなくなると、またぞろ、論破された理屈を持ち出して、とやかく言っているところだ。

池田についてはすでに、ブログで指摘した(カテゴリー「池田信夫」参照)通りだ。ネットでは池田信夫が「トンデモ」だということは既に常識になっている。高橋氏も算数ができない奴は困ったもんだと言いながら忍耐強く池田の誤りを正している。

柴山についても、自民党の劣化の代表として、かれの腐敗を指摘しておいた(カテゴリー「柴山昌彦」参照)けれど、だれも気づいてくれなかった。ところが、やっと、郷原信夫が柴山の問題が羞恥心の問題であることに気づいたようだ。

nobuogohara: 証言拒否権があるので強要には当たらない、理屈としてはその通りです。後は、センスの問題、法律家としての羞恥心の問題ですね RT @LedLine 柴山氏 @shiba_masa が小沢氏の国会喚問は当たり前だと主張する。これのどこに誠実さがある、弁護士としての誇りすら捨てたのか?

nobuogohara: そうです。その羞恥心は、「強要」の形式論ではなく、西松建設事件以降の検察暴走の経過、司法メディアの歪み、検審強制起訴制度の本来の趣旨、政治利用の民主主義への危険性等を認識することで、実感できるものです RT @shiba_masa 法律家としての羞恥心も本当に色々あるんですね。



柴山が「法律家としての羞恥心も本当に色々あるんですね。」と皮肉で言ったつもりが、郷原さんはひるまずにこの事件の意味するところを正面から答えているのは感動的ですらある。

高橋洋一も郷原信郎も元は財務省検察の内部の人間である。裏切者と言われても全然動じないのは、彼らが在職中から確信犯として批判する側にいたからだ。そこが、江田憲司とは違うところだ。

最近「脱藩官僚」という言葉を聞かないが、小沢政権になったら、郷原法務大臣と高橋財務大臣の就任を期待する。しかし、彼らは政治的にはつねに中立を保っているところが凄いので、党派に組すれば、江田憲司のような羞恥心のない政治家になってしまうだろう。

平成維新は起こるだろうか。小沢首相、高橋財務大臣、郷原法務大臣が現実になる日がくることを望む。




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2010.12.31[Fri] Post 14:54  CO:0  TB:0  柴山昌彦  Top▲

産経と朝日 保守の総崩れ②

昨日(10/27)の産経に但木敬一元検事総長が『検察文化に生じた「ゆがみ」』という文章を寄稿している。なんだかタバコを見つかった高校生の反省文みたいで、ぜんぜん反省していない。相変わらず証拠改竄問題だけで、特捜のストーリー捜査の問題に触れていない。

産経は社説で小沢の証人喚問と辞職を相変わらず要求している。朝日は社説と天声人語は相変わらずらしいが、他のコラムでは検審の問題点なども取り上げているようだ。

ともかく今回の小沢事件では、保守やウヨクには愛想が尽きた。稲田朋美や西田昌司も小沢一郎の証人喚問を要求し、検察の暴走を批判しない。チャンネル桜も、産経と同じように、小沢の反日売国を批判するのはいいけれど、特捜のリークをもとに小沢の政治と金を追求する。

柴山昌彦はニコ生で検審の議決に問題ありと郷原信郎に同意しながら、その後は何の音沙汰もない。自民党はみんな証人喚問を口々に叫んでいる。と言っても、自民党の大半は民主党と変わらぬリベラルなのだが。

小沢の証人喚問を憲法違反だといったのは、たちあがれ日本の与謝野馨ぐらいか。

『正論』や『WILL』に寄稿する保守の論客も総崩れだ。と思っていたら、郷原信郎が「日経ビジネス」に寄稿した『「法務大臣の指揮権」を巡る思考停止からの脱却を』の中で、中西輝政が小沢事件の検察捜査の危険性に触れていると書いている。

 中西輝政教授は、「子供の政治が国を滅ぼす」(文藝春秋2009年5月号)で、昭和初期、政治不信の高まり、世界恐慌など、現在と共通する政治、経済状況の中で、検察による疑獄事件の摘発が相次ぎ、それが、最後に「司法の暴走」帝人事件(現在の民主党鳩山由紀夫代表の祖父鳩山一郎文部大臣など政治家、官僚が逮捕・起訴され後に全面無罪となった)を引き起こし、政党政治を崩壊させて、日本が道を誤って敗戦まで突き進む大きな要因になったことを述べ、西松建設事件での検察捜査の危うさを指摘している。その中で、検察庁法14条の法務大臣の指揮権発動が、「本来、政から官への民主主義的なチェックシステムであり、これこそ重要な民主主義の担保の一つ」だと述べている。


中西輝政は勿論小沢政治の手法や理念を批判してるのだが、西松建設事件に検察ファッショを見る冷静さをもっている。それに比べ保守を公言する西部邁は『背広を着たゴロツキ』の著作で小沢を批判し、比較すれば菅の方がましだと言う。

果たしてそうか。菅は検察ファッシズムの狂乱にのっかって権力を奪取した男だ。西部は、衆愚政治よりも検察ファッショのほうがましだというのだろうが、中西が指摘する昭和初期の検察の暴走の背後には、大衆たちのクリーンな政治を求める声があったのだ。

注意しなければならないのは、「クリーンで・健全な・良い・正義」の掛け声だ。もし、政界再編をするならば、真性保守の再生こそ第一である。



2010.10.28[Thu] Post 17:36  CO:0  TB:0  柴山昌彦  Top▲

起訴便宜主義と強制起訴制度

池田信夫や神保哲生などが、有罪率が99.99%なのは、起訴便宜主義による起訴率が63%と低いからだと奇妙な理論を展開している。検察が完璧主義をやめて、80%でも、ひとまず起訴すれば、推定有罪という不利益を被ることはなくなると言うのだ。(言いたいらしい)。

これは論理的におかしな主張だ。たとえ、有罪率が100%でも、起訴されただけでは、司法制度上あるいは憲法上、推定無罪なのだ。

テレビや新聞は、検察が不起訴にしたとき、何と言ったか。不起訴だからと言って百%白だということではないぞ、灰色なんだから、出るとこ出て説明責任を果たせ。政治倫理審査会は非公開だからだめだ、罰則規定のある証人喚問にしろ。なかには、これで逃げおおせたと思うな、検審があるぞとまで言っていた。

そして、強制起訴になっても、かれらは同じことを言い続けている。

起訴便宜主義の短所は検察官の公訴権の濫用なのだが、なかでも不当な不起訴を防ぐために検審制度がつくられた。これには従来法的拘束力がなかったので、濫用が抑制できないということで、2009年5月に検審が2回起訴相当を議決したときは強制起訴されるようになった。

このことは、具体的な裁判官の妻と検事が関わった事件で不当な不起訴処分があって、それがきっかけだったらしい。いずれにしろ、強制起訴の制度は、主として、政治な影響や検察の馴れ合いによる不起訴権の濫用が想定されていた(郷原)。明らかな証拠があるので、素人でも起訴相当と判断できる場合しか想定しなかった。疑わしいから起訴して裁判所に決めてもらおうなんていうことは想定していなかった。公訴権の濫用を防止するための検審自身が、起訴権の濫用をするなんて思いもしなかった。だから、そのための法的整備もメンバー選定の中立性も確保されていなかったのだろう。

というよりも、検察が検審を思い通りに動かせるように事務局を組織したと考えるのが妥当だろう。

ニコ生で柴山昌彦が、小沢が検察に圧力をかけて不起訴にしたという発言に対して、郷原信郎は野党のときも与党のときも、特捜は一貫して小沢をターゲットに不当な捜査とリークをやってきたと反論していた。

検審は事実上の公訴権を持っており、しかもその権力を多数決で行使するというのだから、その濫用に対して不利益を被る小沢は行政訴訟をする権利がある。







2010.10.17[Sun] Post 19:01  CO:0  TB:0  柴山昌彦  Top▲

検察審査協会と検察審査事務局

上杉隆がTwitterしてる。

(・・;) RT @hassy_zo: 知人の元に検察審査会事務局から「あなたは検察審査会の候補に選ばれました。つきましてはいくつか質問させてください。」という電話があり、結局落選したようですが、質問の中に「上杉隆という人をを知っていますか」と聞かれ「yes」と答えていたそうです


いったい、検審協会と検審事務局はどんな組織なのだろう。検察の下部組織になっているのではないか。

それまでも検審制度の擁護論が繰返えされていたのだが、小沢の強制起訴が決まり、記者会見で小沢が検審制度批判をすると、待ってましたとばかり、マスコミは、検審制度批判の批判をはじめた。小沢は具体的に議決書の不法性や検審委員の中立性に疑問を呈したにも拘わらず、マスコミはそれに答えず、ただひたすら小沢が有罪であるがごとき罵倒の言葉を投げつけた。

このことは、NHKが7時のニュースで、小沢が議決書の不備を指摘したところをカットして、検審制度を批判したところは強調して編集していたので、予想はしていた。マスコミはよく訓練さたオーケストラのように演奏している。

ただ、不思議に思ったのは、第一回の起訴相当がでた頃から、もし強制起訴が決まったら、検察は起訴すべきものを起訴しなかったことになり、困ったことになると、たぶん検察リークだろう、しきりに流されたことだ。

また、大林検事総長が記者クラブで、小沢を有罪とする証拠はない、検察の小沢不起訴は変わらないと発言している。大林は小沢派といわれているけれど、検審の第一回起訴相当が出たあとだけに、その真意は分かりづらい。検事総長なら検審など検察の思い通りに動かせることは知っているはずだ。

ここからは私の推量だけれど、たぶん、検察は検察審査会の独立性と中立性をマスコミを利用して印象づけようとしているのではないか。柴山昌彦もそれに乗っかって騒いでいるひとりだ。

なぜ、検察はそんなことをリークするかといえば、もちろん検察審査協会とその事務局が検察の支配下にあるからだ。

小沢のヤメ検の弁護士もこのことは知っているはずだが、一向に追求する気配がないことも不思議だ。

上杉隆は立花なぞ相手せずに、検察審査協会と事務局の闇を解明してもらいたい。











2010.10.11[Mon] Post 14:24  CO:0  TB:0  柴山昌彦  Top▲

全国検察審査協会連合会の闇と柴山昌彦の党利党略

毎日JP(10月8日夕刊)にとんでもない記事がでていた。



小沢氏法廷へ:「検察審批判はおごり」 経験者に戸惑いと反発「政治家選ぶのも素人」

 東京第5検察審査会による「強制起訴」の議決に対し、民主党の小沢一郎元代表が「秘密のベールに閉ざされている」と審査過程の不透明さを批判したことについて、審査員経験者に戸惑いが広がっている。ある審査員経験者は「『都合の悪い制度は変えてやる』という、おごりに聞こえる」と憤る。【大場弘行、杉本修作】

 小沢氏は7日、報道陣に「11人の委員(審査員)ということと、平均年齢30歳ということしか分かりません。まったく秘密のベールの中に閉ざされている。どういう議論がなされ結論が出されたのか、私にも一般の国民にもまったく分からない」と発言。9月の党代表選でも審査会について「素人の人がいいとか悪いとか言う仕組みが果たしていいのかという議論は出てくる」と述べていた。

 審査員経験者の東京都足立区の男性会社員(44)は「公開が前提の裁判員裁判でも『評議』は非公開なのに、審査会の議論はオープンにすべきだというのか。『自分に都合の悪い制度は変えてやる』という意味に聞こえるが、おごりだ」と怒る。そのうえで「選挙で政治家を選ぶ有権者の大半は政治の素人。事件のことだけ『素人に何が分かる』と言うのは変だ」と指摘する。

 やはり審査員経験者の埼玉県の男性会社経営者(39)は、さまざまな経験を持つ11人が法的助言を得ながら真剣に議論したはずだと言う。自身は十数年間経理も担当し「小沢さんが自己資金があるのにわざわざ金利の発生する融資を受けて土地を買ったのは理解できない。こういう一般感覚を反映させるのが審査会の役割」と話す。

 審査員経験者約1万6000人でつくる全国検察審査協会連合会は9月17日の役員会で小沢氏の「素人」発言に抗議文を出すかを検討した。後藤泰伸副会長(76)は「抗議文には至らなかったが、素人だからこそ良心に従って公平公正に判断している」と強調する。

 一方、審査員経験者で足立区の別の男性(44)は「議決自体は妥当と思う」としつつ「政治資金規正法は抜け道が多く、小沢氏は無罪だろう。その時、誰がどう責任をとるのか」と懸念する。とはいえ、大阪地検特捜部による証拠改ざんや隠ぺい事件を受け、検察をチェックする審査会の役割は今後高まると感じている。「(小沢氏発言のように)政治家から横やりが入っても事例と議論を積み上げて乗り越えていくしかない」と語った。(強調安積)


強調した部分を読むと、審査員経験者が素人ではなく、全国検察審査協会連合会のメンバーすなわちプロだということが推察できる。自民党柴山昌彦副幹事長がニコ生で言っていた理屈とそっくりだ。

最後の段落で意見を述べている足立区在住の男性は、こんな偉そうなことを言いながら、いったい、罪刑法定主義の説明を受けなかったのか。あるいは政治資金規正法違反は、実質犯ではなく形式犯だということも知らないのか。

さらに最後の発言「(小沢氏発言のように)政治家から横やりが入っても事例と議論を積み上げて乗り越えていくしかない」は、たぶん新聞記者の考えていることでもあるのだろうが、どうみても司法と言うものを理解していなものの妄言である。

いうまでもなく、小沢は政治家ではなく、被告人なのだ。自分の正当な権利を守ることは、横やりではない。

それから、同じこの足立区在住の男性は「公開が前提の裁判員裁判でも『評議』は非公開なのに、審査会の議論はオープンにすべきだというのか」という無茶苦茶な発言は、同じことをニコ生で柴山昌彦が言って、郷原信郎にたしなめられていた。言うまでもなく、裁判員裁判の審理の過程は公開である。

いま、日本では恐ろしいことが起こっているようなきがする。


訂正:ニコ生を確認したけれど、郷原さんが柴山さんをたしなめた事実はありませんでした。訂正してお詫びいたします。(10/10 1時18分)





2010.10.09[Sat] Post 19:07  CO:0  TB:0  柴山昌彦  Top▲

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