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へんてこ論(「橋下徹の研究」2012年11月14日~)

ブログ『ART TOUCH』から独立 暫くの間、《橋下徹VS朝日の最終戦争》の記事を連載

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青山繁晴VS上杉隆 勝負あった、上杉のボロ負けである

青山VS上杉の戦いをウォッチしてきた。もともとこの喧嘩は、官房機密費問題と記者クラブ問題から始まった。両方の問題とも上杉のテリトリーだったので、青山の劣勢は明らかだった。青山がしどろもどろだったことは認めなければならない。

その後、福島原発事故に戦いの場を移して、ひそかに二人の争いは続けられていた。上杉は「安全デマというデマ」を流した。青山も自衛隊や現地の従業員作業員の勇敢さを称えることで、結果的には危険デマに与していた。

ところが、5月11日の『スーパーアンカー』を見て、青山の勝ちだと思った。青山は、川内村の汚染は基準以内で安全なのに、帰宅する人たちの格好は大袈裟すぎる、一時帰宅ではなく、帰宅させろ、そんな大袈裟な格好をさせたのは、同心円の避難地域の指定を間違いだったと認めたくないからだと批判する。

そして、完全武装でたったの二時間帰宅という処置が結果的に危険デマの風評被害を生んでいると青山は正しくも言う。このビデオは永久保存すべきである。間に合うかどうか、録画しておくソフトがあるそうだから、後でやってみる。南三陸町の「三木さん」の話は、自衛隊や現地の従業員の話とは違って、なおいっそう青山繁晴らしい感動的な話である。

それにたいして、「安全デマ」を「安全デマデマ」で、めでたく退治した上杉隆は、こんどは、安全デマデマではなく、危険デマを広めている。それが『ニュースの深層』の佐藤潤一インタービューだ。

上杉がグリーンピースの調査は信頼されているというが、本当か。地球温暖化ではどんな調査をしたのだ。政府が調査を禁止したのは世界で初めてだという。本当か。これは、むしろグリーンピースにとって好都合ではないか。日本人だけではなく、世界中が安全な低線量被曝はないという危険デマに汚染されている。だから、どんな低いデータでも、調査した数値を発表すれば、LNTモデルを広めている反核派には危険デマの効果がある。

隠すから疑われるのだというのは正しい。でも、グリーンピースにとって隠してもらうほうがいいのだ。低線量でも危険だと主張しているグリーンピースに有利になるからだ。近くで測れなければ遠くで測ればよい。数値が低いのは遠いからだ。拡散は同心円ではないから、調査地点はたまたま潮の流れで汚染が低いのかもしれない。どちらにしろ、危険デマの効果は絶大なのだ。

記者クラブは自分で調べずに安全デマを垂れ流していると上杉はいうが、これもおかしい。何度も書いているけれど低線量被曝の安全性と原子炉の安全性を区別しないからそんな出鱈目を言うことになる。原子炉の安全デマを流したのは確かに記者クラブマスコミだ。しかし、記者クラブは広島と長崎の低線量被曝に関しては危険デマを流し続けたのだ。佐藤潤一はもともと記者クラブとは協力関係にある。

原子炉の安全デマを書いたのは広告費のためだ。それならなぜ低線量被曝の危険デマを流したのか、広告費のためではない、イデオロギーのためではない。たぶん売上を伸ばすためだ。両方共お金のためだ。

すべての混乱は低線量被曝の危険デマから始まっている。このデマを利用して、菅直人は浜岡原発停止という妙手で政権延命を計ったのだ。

青山も上杉も菅首相の退陣を要求している。上杉は菅の危機管理の無能さを批判している。青山はそれだけではなく、菅の人間としての卑しさを批判している。青山の方が正しいことはこのYoutubeの映像が示している。

もし日本語を理解する日本人が生き残るようなことがあったら、何故日本が破滅したのか、青山繁晴のこの映像を繰り返し見せて欲しい。


追記:『三つの安全』を読んでください。


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2011.05.14[Sat] Post 19:02  CO:0  TB:0  青山VS上杉  Top▲

青山繁晴VS上杉隆(再々)

青山繁晴が原発内の最新映像を撮影し、福島1号原発所長吉田昌郎さんのインタービューに成功した。吉田さんは「やってらんねぇ」と言った人物だ。窒素封入をしろと言われたけれど、そんなのは現場の作業員には危険すぎるとテレビ会議で怒鳴ったと言われているが、そうではなく、スマトラ地震のように本地震と同じくらいの余震がきたら、大変なことになるから、防護壁を作ってもらいたいと言ったけれど、受け入れられなかったので怒鳴ったそうだ。

貴重な映像である。青山繁晴が現場で頑張っている人たちのことを忘れないのは、たとえば硫黄島で戦った兵士たちの鎮魂を祈る青山に通じるものがある。

と、書いたところで放っておいた。

ところが、読売新聞が以下のように伝えた。

青山氏は東電や政府と調整した上で訪問したと説明。一方、細野豪志首相補佐官は2日の記者会見で、 青山氏の訪問について、「政府としてではなく、個人として入った。今後はないようにする」と不快感
を示した。


青山も上杉も菅政権に情報隠蔽の圧力を受けていることになる。しかし、これで青山は、上杉は現場取材をしない佐々木俊尚を批判しているけれど、お前は肝心の福島原発に来ていないじゃないかと言える立場になったわけだ。

青山対上杉の勝負は、ひとまず青山優勢に見えるけれど、福島原発事故をたんに原子力の安全性から見るのではなく、日本の構造的腐敗というより広い観点から見れば、どちらがジャーナリストとして優れているかは判らない。どちらも菅首相退陣を主張しているけれど、記者クラブやWikileaksに対する態度からみて、青山の方が体制側すなわち政官報産学複合体に近いのではないかと思える。

日本の危機は、3.11以前から始まっていたのだ。



2011.05.05[Thu] Post 14:44  CO:0  TB:0  青山VS上杉  Top▲

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